こんにちは!
AYU FRIENDSの山口あゆ美です。
能登旅行記、まだまだ続いています。
ずいぶん前に「歴史秘話ヒストリア」でやっていて
あまりに素敵で、
行ってみたいなあと思って
メモしていた山城「七尾城」。
でもそんなところに
行けるチャンスがあるかどうか・・と
思っていましたが
行けました!!しかも着物で!
こんなに素晴らしい景色なんですよ!
ここ、七尾城は名将上杉謙信も
攻め落とすのに1年かかったという
難攻不落の名城です。
まさに織田信長が天下統一に向けて
各地に戦を仕掛けていた頃
能登畠山氏の居城として
この城は築かれました。
近年、発掘調査が進み
この城の学術的な意義に
注目が集まっています。
というのは
この後に築かれる山城・・
岐阜城や安土城・・のように
城主が臣下や民衆の上に
君臨するように築かれているのとは違い
城主と臣下が対等である点。
七尾城の名の由来である
7つの尾根のそれぞれに
曲輪が作られました。
曲輪と曲輪の間には
谷を利用した深い堀切があり
戦の時に連携がとりにくくなっているそうです。
本来は(私たちの感覚からすると)
家臣が城主を助けに馳せ参じるのが
常と思いますが
この城の造りを見ると
決してそうではなかったようなのです。
興味深いですよね~。
本丸までの道だけでもう大興奮!!
野面積みの石垣が美しい!!
何重にも重なった石垣♪
そして、本丸からの七尾湾を臨む絶景!!
上杉謙信もこの美しい景色を
「絵像に写し難き景勝」と称賛したそうです。
この美しい景色の城は
戦の時だけでなく
多くの文化人が都からも訪れ
たびたび和歌や連歌の会が催された
文化的な地でもあったようです。
次回はぜひ、今回回れなかったすべての尾根と
資料館にも行きたいと思います。
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