こんにちは!着物着付け教室サロン・ド・ヴィーヴルの山口あゆ美です。
うららかなお天気で桜も一気に花が咲き始めました!
大阪城公園の桜もこの日で七分咲きくらいでしょうか。
もうこれだけでもきれい~♪
お船大好きなわたくし、今回は大阪城の石垣をお船から眺められるという大阪城御座船という内濠を遊覧するお船に乗って参りました!
気持ちのいいお天気の中、お船に乗り込みます。
大阪城の石垣をこんなに近くから見られるなんて、すごい興奮です!
この石垣は、日本一の高さだそうで、ざっと32メートル!
お濠の深さが8メートルあるそうですから、下からだったら40メートルくらいあるってこと!?
しかも、この石垣、築城当初からそのままの形だそう!
地震でも崩れずに保ち続けるには積み方に秘密があるそうです。
皆さんよくご存じなのが「野面積み」。
これは一番古い自然石をそのままの形で積んでいくスタイル。
滋賀の穴太衆が有名ですよね。
16世紀後半からは石垣技術も急速に発展し、「打込接」(うちこみはぎ)。
石を打ち欠くなどして加工し、隙間を減らす積み方。
関ヶ原の戦い以降出てきたのが「切込接」(きりこみはぎ)。
ここ大阪城のほか、江戸城、名古屋城、仙台城など、江戸時代に作られたり改修されたお城に見られる、ぴっちりと隙間のない石垣の積み方。
重機のない時代に、本当にどうやってこんなに高く、大きな石垣を作ったのでしょうね!
しかも、上には巨大な天守。う~~~ん。。想像つかない。
近寄ると、マーク(刻印)も見れました!
日本中から大名が駆り出されたんですね~。
まだ冬が明けたばかりなので、石垣はきれいだったのですが、夏になると草ぼうぼうになるんだそうで、その草刈は自衛隊のお仕事なんだそうです。
ロープ一本でぶら下がりながら手作業で草を刈っていくそうです!
とうとう天守が現れました!感動~~~!!
青空をバックに、最高の映え具合です(笑)
石垣の端に人が座っていますが、船頭さんによると、年に2~3人落ちて亡くなる方があるとのこと。。。この石垣の上で、バク転する欧米人の方があるそうで、落ちたら命はないそうです。。石垣が反っているから当たって死ぬんじゃないか、って。。あーこわ。
このアングルで大阪城を見れたのは、本当に貴重な体験でした!
お船を降りたら、かわいい坊やに「かわいいー!」と着物姿を褒めてもらってとってもうれしかったです(*^^*)
今日の着物は、お嫁に持ってきたピンクとグレーが入った小紋に、綴れ織の花籠の柄の帯(こちらは古着屋さんにてびっくり価格!)。
この小紋はやっぱり桜の時期に着ることが多いですね~!
軽いお遊び着から、きちんとした帯を締めてお茶会にも着ることがある、応用範囲の広い着物です。
帯は紬にも使えるのですが、春らしいかわいい花籠が気に入っています♪
帯揚げは若草の色、帯締めも私の大好きな明るい鶸色。
「柳は緑、花は紅」のイメージで。
御一緒して頂いたのは一番新しい着物の卒業生のSさん♪
ふたり、何の相談もしてないですが、ピンクの双子コーデでした♪
去年の秋に卒業されて以来、フルタイムのお忙しいお仕事の合間に、ご自分でも機会を見つけては着物でおでかけするようにされていて、私との着物デートももう何回目かな?(笑)
「家を出発する時間までに仕上げる!というプレッシャーの中で着物を着ることが、すごく良いように思います!」とSさん♪
やっぱりしょっちゅう着ることが上達への早道!素晴らしいです♪
着物を着ておでかけしたい方は
こちら♪
また着物でおでかけ致しましょう!
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