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大伴家持の足跡を訪ねて@高岡

更新日:2021年1月27日

こんにちは!

アユフレンズの山口あゆ美です。



高岡の万葉歴史館を再訪することを決めた私に

またラッキーな出会いがありました。



たまたま開いた市の広報のページで

目に留まった「万葉講座」のお知らせ。



高岡市万葉歴史館館長の先生の講座があるなんて!

もう大喜びで聞きに行ったのです!



30年前の女子大生時代を思い出す

万葉集の歌の講義に心躍りました!



久しぶりに感じたこの感覚。。

感激しました!

あ~~、万葉集のお勉強したい!って思いました(*^^*)

学生時代、あんまり勉強しなかったから( *´艸`)



そして

講義が終わった後、思い切って先生に

今度万葉歴史館に行くこと。

私の教室の生徒さんのお父様が

以前館長をされていたこと。

などなどお話ししましたら

先生も喜んで下さり

高岡のまちのおすすめスポットを教えて下さって

おまけに

万葉歴史館の研究員の先生に

私の案内をお手配下さったのです!



そういうわけで

高岡では先生に教えて頂いた

家持の足跡を巡ることもできました。




この、なんともかわいい個性的な建物は

高岡市伏木気象資料館。

国登録有形文化財だそう。



1883年に廻船問屋出身の藤井能三が

伏木港を大型汽船が隣接できる近代港湾とすべく

私費で設立した、全国初の私立測候所だそうです。

越中国守館があった場所だそうです。



海を臨む高台にあります。



ここから家持も、この景色を見ながら

歌を詠んだのでしょう。



朝床に聞けば遥かし射水川

朝漕ぎしつつ唄ふ船人



すぐ近くに家持さんの銅像が。




しなざかる越に五年住み住みて

立ち別れまく惜しき宵かな



家持さんは

ここを離れがたく思うくらい

気に入っていたんですね~。



うしろに見えているのは勝興寺。



そして何より家持が感激したのではないかと思うのが

この風景です!

雨晴海岸(あめはらしかいがん)!




海の向こうに見えているのは

雪を頂いた立山連峰。



初日、訪ねた時は曇っていて

山は全く見えませんでした。



翌日、晴れの予報だったので

再度訪れたところ

この景色が待っていてくれました!




感激していると

地元のご夫婦が声をかけて下さいました。

「こんなにきれいに見えることは

地元でも月に何日かしかないのに

あなた方ラッキーだわ!」



はい!

万葉歴史館のスタッフの方々にも

そのように伺っておりましたので

私たち、本当にラッキーだと思います(^^)



家持さんは海のない奈良の都からやってきたので

この雄大な景色には

相当感動したことでしょう。



馬並めて(なめて)

いざ打ち行かな渋谿(しぶたに)の

清き磯廻(いそま)に寄する波見に



立山(たちやま)に降り置ける雪を

常夏に見れども飽かず神(かむ)からならし



今年は雪が全くなかったとのことですが

それでも

この真っ白な稜線を見せてくれた

雄大な立山連峰に

私も感動しました!



















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