こんにちは!
アユフレンズの山口あゆ美です。
先日、主催の泉山御流の竹内露香のお誘いで
初めてお香の会に参加させて頂きました。
装いのどこかに
秋を表すお色「白」のものを、
というドレスコード。
私は、帯揚を白に。
着物は、お気に入りの
あっさりした飛び小紋。
ひとつ紋を入れているので
お茶会やこんな会にも着ていけます。
秋恋香というテーマ。
秋に恋をするのは
和歌や古典の世界では鹿ちゃん。
秋に、妻を恋しがり、探して鳴く、
とされています。
そして
その声を聞くと、
秋の物哀しさが増すのです。
皆さまよくご存知の
百人一首の猿丸大夫の歌
奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の
声聞くときぞ秋は悲しき
の世界観ですね。
今日添えられた和歌は
夕されば小倉の山に鳴く鹿は
今宵は鳴かずゐ寝にけらしも
という舒明天皇の和歌でした。
聞香の仕方は
まず、サンプルとなるお香を聞きます。
この銘を「鹿」とします。
この香りを記憶しておき
4種のお香を順に聞き
何番目のお香が「鹿」かを
当てる、というもの。
お作法を教わり
頑張って集中して香りを聞きます。
私はビギナーズラックで正解!
御点前や設えも美しくて
雅な世界でひとときを過ごさせて頂きました。
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