こんにちは!大阪・枚方・着物着付け教室サロン・ド・ヴィーヴルの山口あゆ美です。
夏の間汗だくになっていた帯揚をしまう前に、自分で洗いました。
よく着物の本に紹介されている方法としては、瓶に帯揚をたたんで入れ、ベンジンを入れて振る、という方法。
クリーニング店に出すと、簡単に言えばこんな方法で、薬剤で洗っておられるんだと思います。
ですが、この方法では、油性の汚れは取れても、水溶性の汚れ(汗)は取れません。
水を通さないと、水溶性の汚れは取れないんですって。
夏の汗だくになっていた帯揚ですから、どうしてもさっぱり水洗いしたい!!ですよね。
私は、普通に売っているおしゃれ着用洗剤(エマールなど)で手洗いします。
《帯揚げの洗い方》
①たらいにぬるま湯(人肌程度)を入れ、エマールを規定量入れ、よく溶かす。
②帯揚げを入れ、押し洗いする。
すると、水の色で、結構な汚れが出てくるのがわかります。
③軽く絞り、たらいに新しい水を入れて、何度か水を変えてすすぐ。
④新しい水に、髪用のリンスを少し溶かし、帯揚げを入れて少し揉むように浸す。
エマールだけでは乾いた後、手触りがゴワゴワになります。
絹も髪も動物性のものなので、まあ同じような感じで手触りを良くします。
もしあれば、クエン酸を溶かして使ってもいいのですが、リンスで代用できます。
⑤軽くすすぎ、水を絞らず、べちゃべちゃのままでお風呂場に干します。
干す時は、少し縮むかもしれないので、横幅を軽く引っ張って干します。
あまり強く引っ張ると破れますので注意!(髪と同様、濡れている時は弱いです)
⑥水分を含んだ自分の重みできれいに伸び、アイロン要らず!
以上のような感じです!
私は冬用の帯揚げもこのように洗っています。
冬の帯揚げは、濃いお色もあるかと思いますが、薄い色の帯揚げから順番に洗っていくと良いです。
「縮緬は大丈夫ですか?」とご質問を頂きましたが、まだ縮緬は試していないので、試してからレポしますね!
ですが、あくまでこちらに書いた方法は自己責任でお願いします(笑)
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